「りんぐす」で広がる未来の選択肢~学生実習とクラウドファンディングのご報告~

高校生の実習受け入れがスタート!

先日は高校生の実習生が「りんぐす」に来てくれました。
はじめは緊張した様子でしたが、実際の作業に触れ、利用者さんと一緒に過ごすうちに少しずつ打ち解けてくれました。

事業所内でサンプルのカットや穴あけ、製本作業、排水溝ネットの作成など、りんぐすの日常を一緒に体験してもらいました。

実習で「福祉」をもっと身近に

実習初日は、やはりどこか緊張した様子が見られました。
「知らない場所」「初めて会う人たち」「初めての作業」――学生さんにとっては、大きなチャレンジだったと思います。
そんな中、りんぐすの利用者さんたちは、いつも通り自然に「こんにちは」「何年生?」「それ、ここに置いたらいいよ」と声をかけてくれました。
そのあたたかな雰囲気のおかげで、学生さんも少しずつ笑顔を見せ、次第に会話も増えていったのがとても印象的でした。

日が経つにつれて、作業の段取りや流れも覚え積極的に作業に取り組んでくれました。
初めは遠慮がちだった学生さんが、利用者さんと自然にコミュニケーションを取りながら作業している姿に、スタッフも思わずほっこり。

また、実習期間中には保護者の方や学校の先生方も見学にお越しくださいました。
普段とは違う環境で、真剣に作業に取り組む姿を目にし、笑顔で「ありがとうございました」と感謝の言葉をいただくことが出来ました。

先生からも「素敵な環境で作業されているんですね」とお褒めの言葉をいただき嬉しく思います。


生徒さんの新たな可能性を発見する場としても、実習の機会が役立っていることを実感しました。

学生さんたちには、利用者さんと同じ目線で作業に取り組んでもらいました。これは単なる職場体験ではなく、「福祉の現場を知る」「自分の未来を考える」きっかけになる貴重な時間だったと思います。

「働くって楽しいかも」
「人と関わることに自信が持てた」

そんなふうに思ってもらえるように、スタッフ一同心を込めて接しています。
りんぐすでは今後も、こうした実習や見学の機会を大切にし、より多くの方の“次の一歩”につながる場所でありたいと考えています。

継続のためにクラウドファンディングに挑戦中!

こうした活動を続けていくためには、実習スペースの整備や職員の増員が必要です。
そこで現在、クラウドファンディングに挑戦しています。

以前ブログでご紹介したこちらのプロジェクト、現在の達成率は47%!
たくさんのあたたかいご支援や応援の言葉に、心より感謝申し上げます。

このクラウドファンディングは、引き続きご支援を募集中です。
実習の受け入れ体制を強化し、よりよい環境を整えていくために、どうか皆さまのお力を貸していただけたら嬉しいです。

最後に ~りんぐすが目指すもの~

りんぐすは、利用者さん一人ひとりの「できること」を見つけ、育て、社会とつないでいく場所です。
そして、福祉がもっと身近で自然な存在になるように、地域や学校との連携も積極的に進めていきたいと考えています。

未来の可能性を広げる実習、支え合うためのクラウドファンディング。
これからも私たち「りんぐす」の活動に、ぜひ温かい目を向けていただければ幸いです。

※クラウドファンディングの詳細については、こちらのリンクからぜひご覧ください。

※実習・見学をご希望の学校関係者の皆さまも、お気軽にお問い合わせください。