チャレンジワーク開始!【りんぐす】が提供する、将来の「働く」を見つける特別な職場体験プログラム
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りんぐすからのお知らせ:中・高生チャレンジワークを始めました!
この度、就労継続支援B型事業所りんぐすでは、倉敷全域の支援学校・支援学級にお通いの中学生・高校生を対象とした、「チャレンジワーク」(職場体験)プログラムをスタートしました!
そして先日、記念すべき第1回目のチャレンジワークを実施し、2名のフレッシュな中学生が3日間にわたる体験に参加してくれました。
今回のブログでは、なぜりんぐすがこの特別なプログラムを立ち上げたのか、そしてその内容が一般的な職場体験とどう違うのか、その全貌をご紹介します。具体的な体験の様子や、中学生たちの頑張りのエピソードは、次回のブログで詳しくお伝えしますので、どうぞお楽しみに!
💡 なぜ、いま「チャレンジワーク」が必要なのか?
「自分にはどんな働き方が合っているのだろう?」
卒業後の進路を考え始める時期に、この問いに明確に答えられる学生さんは少ないかもしれません。特に、障がいのある学生さんにとって、「働く」ことのイメージは、進学や就職の選択肢が多くある一般の学生さんよりも、狭くなりがちです。
- 「一般企業で働く」 のは難しそう…
- 「福祉サービス(B型など)で働く」 ってどんな感じだろう?
このような疑問や不安を持つ学生さんの声に応えるため、「りんぐす」は、将来の選択肢を広げ、自信を持って進路を選べるようにするための体験型プログラム、「チャレンジワーク」を開始しました。
✨ りんぐすならではの特別な体験:2つの「働く」を同時に体験!
一般的な職場体験は、特定の企業や店舗など、一つの場所で行われることがほとんどです。しかし、りんぐすが提供するチャレンジワークは、「就労継続支援B型事業所での働き方」と「一般企業での働き方」という、2つの全く異なる働く環境を、同じグループ内で続けて体験・比較できるという、全国的にも非常に珍しい特別なプログラムです。
1. 体験の目的:将来の選択肢を「広く」しよう
このチャレンジワークの最大の目的は、実際に2つの環境を体験し、「自分にはどんな働き方が合っているか」、「どんな環境なら長く、楽しく働けそうか」というヒントを見つけてもらうことです。
- 就労継続支援B型事業所で働くこと
- 自分のペースで、特性に合わせた支援を受けながら働く環境を体験します。
- 一般企業(自社グループ工場)で働くこと
- 実際の企業現場の緊張感や、生産ラインの一員として働く責任感を体験します。
この比較体験を通じて、学生さん自身が「卒業後の進路の選択肢」を具体的にイメージし、将来への期待感を持つことを目指しています。
2. 私たちの理念:「毎日を笑顔で過ごせるように」
りんぐすのチャレンジワークは、私たちの根底にある理念に基づいています。それは、「障がいの有無に関係なく、私たちと関わる人が毎日を笑顔で過ごせるように」という想いです。
体験に来てくれる学生さんには、働くことの「楽しさ」や「やりがい」を体験してもらい、未来を明るく描けるようになってほしいと心から願っています。
💼 体験できる仕事の種類:リアルで実践的な作業内容
チャレンジワークでは、座学や見学だけでなく、実際にりんぐすの利用者やグループ工場の従業員が行っている、実践的で多様な作業に挑戦してもらいます。
【事業所(B型)での作業】
- 排水溝ネット作成:集中力や手先の器用さが求められる細かな作業。

- 畳表(たたみおもて)のサンプル作成:規格通りに正確に仕上げる作業。

【工場(リアルな企業)での作業】
こちらは、企業現場特有の緊張感の中で、チームの一員として行います。
- 畳表の原料補充:製品を生産するための準備作業。
- 製品の検品:不良品がないかをチェックする、品質管理に直結する重要な作業。

- 梱包材(段ボールなど)の組み立て:出荷準備のための作業。
- 備品補充・工場内の掃除:働く環境を整えるための基礎的な作業。
特性や習熟度に合わせて、工具を使わない安全な作業からスタートし、常に専任のスタッフが寄り添い、サポートしますのでご安心ください。
🗓️ 体験の一日の流れ:働くリズムを体感
チャレンジワークでは、りんぐすに通う利用者さんと同じスケジュールで動いてもらいます。これは、「働く」という生活リズムを体感し、自己管理能力や時間管理能力を養うための大切なステップです。
| 時間 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 10:00 | 出勤・準備 | 体温測定、血圧測定、作業準備 |
| 10:10 | 午前の作業開始 | スタッフのサポートのもと、慣れやすい作業からスタート(事業所または工場) |
| 11:00 | 午前の10分休憩 | リフレッシュタイム |
| 12:00 | お昼休憩 | 皆で昼食(ご持参ください)を取り、休憩室などでリラックス |
| 13:00 | 午後の作業 | 集中力や特性に合わせて、異なる種類の作業にも挑戦(事業所または工場) |
| 14:00 | 午後の10分休憩 | リフレッシュタイム |
| 14:50 | 振り返り・終礼 | その日の「できたこと」などを簡単に振り返り、使った場所を清掃 |
| 15:00 | 退勤 | お疲れさまでした! |
📞 申し込み・体験までの流れ:まずは、お気軽にご相談を!
このチャレンジワークは、主に倉敷全域の支援学校・支援学級にお通いの学生さんを対象としています。
ご本人様や保護者様、関係者の方でご興味がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
1. お問合せ
メール、お電話からご連絡ください。担当:橋本、島野まで。
2. 日程などの打合せ
体験希望日(1日から最大5日まで調整可能)、人数、交通手段などを調整します。
3. ご本人との面談(重要)
安全に体験していただくために、最も重要なステップです。
障がいの特性、配慮してほしいこと、やってみたい作業などをお聞きし、最適な作業内容と支援体制を準備します。
📢 体験後のフィードバックも充実!
最終日には、保護者様や関係者の方の同席も可能な詳細な振り返りを実施します。
「向いている作業の特性」「一般企業とB型で発揮できた能力の違い」など、具体的な内容をお伝えし、**進路選択の貴重なヒント**として活用いただけます。
🌈 未来の可能性を広げよう!
りんぐすのチャレンジワークは、学生さんの「将来働く」という目標を、一歩前に進めるためのプログラムです。
今回参加してくれた2名の中学生も、3日間という短い期間でしたが、この特別な体験を通して、きっとたくさんの発見と気づきを得てくれたことと思います。
次回のブログでは、彼らが実際にどんな作業に挑戦し、どんな表情を見せてくれたのか、チャレンジワークの様子や感動的なエピソードをたっぷりとお届けします!どうぞご期待ください!
「自分に合った働き方」を見つけたい学生さん、保護者様、関係者の皆様、いつでもりんぐすにご相談ください。
