倉敷 B型事業所「りんぐす」の輝く日々:利用者さんインタビュー【Part1】
こんにちは!倉敷市にある就労継続支援B型事業所「りんぐす」です。
りんぐすでは、利用者さんがそれぞれのペースで作業に取り組み、自立に向けた一歩を踏み出すお手伝いをしています。今回は、普段から明るい笑顔と活発な会話で事業所全体を盛り上げてくれる、素敵な女性の利用者さん(Aさん)に、いくつか質問をしてみました。
Aさんの飾らない言葉から、「りんぐす」での生活や、彼女が目指す未来、そしてB型事業所への想いを感じ取ってください。
Contents
Q1. ここで働いていて一番楽しいと思うことは何ですか?
A. 皆とお話して楽しく喋ることです
Aさんらしい、心温まる回答でした。
実際にAさんは、私たちの事業所にとってムードメーカーのような存在です。作業の休憩時間や、少し手が空いた時など、職員や他の利用者さんに積極的に話しかけ、いつも笑いの輪を作ってくれます。
B型事業所での「働く」ということには、製品を作ったり、スキルを磨いたりする側面だけでなく、社会的なつながりを持つという大切な意味があります。Aさんのように、おしゃべりや交流を通して日々の楽しさを見つけられる環境が、「りんぐす」にはあるのだと改めて実感しました。
Q2. ご自身の特技は何ですか?
A. 話すことです!
この回答は、職員一同「やっぱり!」と納得の特技です。
Aさんは、相手の気持ちを察する能力や、話題を広げるコミュニケーション能力に非常に長けています。時には、作業に集中できずにいる利用者さんに優しく声をかけたり、職員と利用者さんの間に入って橋渡し役になったりと、その「話す力」は事業所を円滑に進める上で欠かせない力となっています。
彼女のこの特技は、将来の自立に向けた大きな武器になることでしょう。
Q3. B型事業所に求めることは何ですか?
A. 職員さんが優しく接してくれることです
非常にシンプルですが、深い意味を持つ回答です。
B型事業所は、一般就労が困難な方が利用される場所です。誰もが過去に何らかの困難や挫折を経験しているかもしれません。そうした背景を持つ利用者さんにとって、安心感は何よりも重要です。
作業指導や訓練はもちろん大切ですが、それ以上に、「ここにいて大丈夫だ」と感じられる、職員の温かい対応や寄り添う姿勢が、安心して働くための土台になるのだと、私たちの原点を再認識させてくれました。
Q4. 今手元に100万円もしあったら何がしたいですか?
A. 1発株か何かにかけたいですね(笑)
この回答には、場が一瞬で笑いに包まれました!
普段の明るいAさんからは想像できない、ちょっぴり大胆な一面を垣間見ることができましたね。これは、単に「お金が欲しい」というよりも、「何か大きなことに挑戦したい」「人生を大きく変えたい」という、Aさんの内に秘めた強いエネルギーの表れかもしれません。そのエネルギーを、りんぐすでの作業や訓練を通じて、確かな自立の力に変えていけるよう、私たちもサポートしていきたいです。
Q5. 今夢はありますか?
A. ちゃんと自立して働いて1人で立って歩いていくことです
一つ前の質問でのユーモラスな回答から一転、非常に真剣で力強い夢を語ってくれました。
彼女が目指す「自立」とは、経済的なものだけでなく、精神的な自立や、自分の足でしっかりと人生を歩んでいくという決意が込められています。この明確な目標があるからこそ、Aさんは日々の作業にも、皆との交流にも、全力で向き合えているのでしょう。
りんぐすは、この夢を実現するための「踏み台」でありたいと願っています。
Q6. りんぐすを一言で表すとなんでしょうか
A. ラブです
最高の回答をいただきました!
Aさんの口から飛び出した「ラブ」という言葉は、私たち職員にとって何よりの褒め言葉です。利用者さんが事業所を「愛」という言葉で表現してくれること、それは、りんぐすが単なる「働く場所」ではなく、居場所として、そして心の拠り所として機能している証拠でしょう。
明るい雰囲気、優しい職員、そして何よりも利用者さん同士の温かい絆が、「りんぐす」の基盤を築いています。
インタビューを終えて
Aさんのインタビューを通して、彼女の持つ社交性、明るさ、そして自立への強い意志を改めて感じることができました。
「皆と話すこと」が最高の楽しみであり、特技であるAさんの存在は、りんぐすにとってかけがえのない宝です。
「職員さんが優しく接してくれること」というB型事業所への要望を胸に、私たち職員一同、「ラブ」をテーマに、これからも利用者さん一人ひとりが安心して夢に向かって歩めるよう、全力でサポートしてまいります。
男性の利用者さんへのインタビュー記事もお届けする予定です。どうぞお楽しみに!

