【2025年最終ブログ】一歩ずつ、みんなで歩んだ感謝の1年〜「りんぐす」年末大掃除〜

2025年も、いよいよ今日が最後の日となりました。今年オープンしたばかりの「りんぐす」にとって、今年は何もかもが初めての、一生忘れられない1年になりました。

今日のブログは、1年間の「ありがとう」の気持ちをたっぷり込めて、私たちの活動や大掃除の様子をお伝えしたいと思います。

■ ゼロからのスタート。利用者さんと共に成長した1年

振り返れば、今年の始まりは、真っさらな状態からのスタートでした。「どんな仲間に出会えるかな」「みんなが安心して過ごせる場所になれるかな」と、スタッフみんなでドキドキしながら準備をしていたのが、つい昨日のことのように思い出されます。

最初は少しずつだった利用者さんも、一人、また一人と増えていき、今では毎日元気な挨拶が響き渡る、とても賑やかで温かい場所になりました。まさに、「りんぐす」は利用者のみなさんと一緒に、一歩ずつ作り上げてきた場所です。

何より嬉しかったのは、利用者のみなさんの驚くような成長です。最初は「自分にできるかな？」と不安そうにしていた作業も、今では迷いなく、驚くほど丁寧にこなされています。その集中力や仕上がりの美しさは、もう立派な「職人さん」そのもの 。一生懸命に作業に取り組むみなさんの姿を見て、私たちスタッフも毎日たくさんのパワーをもらいました。

■ 2025年、新しいことにもたくさん挑戦しました！

今年はいつもの作業だけでなく、地域のみなさんと繋がるための「新しい挑戦」もたくさんしてきました。

1. クラウドファンディングでの温かい応援

5月にはクラウドファンディングに挑戦し、38名もの方々から886,000円という大きなご支援をいただきました 。この挑戦を通して、「自分たちはこんなに多くの人に応援されているんだ」と、利用者さんもスタッフも改めて実感することができ、大きな自信に繋がりました 。ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

2. 中学生の「チャレンジワーク」と実習

地元・倉敷の中学生たちが職場体験に来てくれる「チャレンジワーク」も行いました 。中学生のみなさんは、事業所での作業だけでなく、実際の工場の空気感の中で検品作業なども体験しました 。利用者さんがお兄さん・お姉さんのように優しく作業を教えたり、休憩時間に一緒にカードゲームを楽しんだりする姿は、とても微笑ましく、みんなの新しい一面を発見できた素敵な時間でした。

3. 畳の廃材を「たからもの」に変える

「捨ててしまうものに新しい命を吹き込もう」と、畳の端材（廃材）を使ったリース作りにも挑戦しました 。みんなで笑いながら作った色とりどりのリースを、地域のイベント「デザインゴールズ×ロコステフェスティバル」などで販売したところ、お客様から「すごい！」「きれいだね」とたくさんの嬉しい言葉をいただきました 。自分たちの手で作ったものが誰かの笑顔に繋がる喜びを、みんなで分かち合えた瞬間でした。

■ 感謝を込めて。みんなで「大掃除」をしました！

2025年の締めくくりとして、今日は1年間お世話になった場所をみんなでピカピカにしました。来年を気持ちよく迎えられるよう、役割を分担して一生懸命取り組みました。

「ここは僕がやりますね！」「手伝うよ！」と声を掛け合いながら掃除をする姿は、チームワーク抜群の「職人チーム」そのもの。おかげで、どこを見てもピカピカの、最高の状態で1年を締めくくることができました。

■ いつもブログを読んでくださっているみなさまへ

そして、このブログをいつも楽しみにしてくださっているみなさま。みなさまの温かい応援があったからこそ、私たちはこの1年、迷わず突き進むことができました。本当にありがとうございます。

この発信を通して、利用者のみなさんの頑張りや、「りんぐす」の楽しさが少しでも伝わっていれば嬉しいです。

■ 2026年に向けて

2026年は、今年作った土台をもっと大きく広げていく年にしたいと考えています。

社会の役に立てる新しい仕事にもどんどん挑戦していきます 。利用者のみなさんがさらに輝ける場を作り、もっともっと多くの「笑顔の輪」を広げていけるよう、スタッフ一同全力でサポートしてまいります 。

来年も、私たち「りんぐす」は止まることなく、ワクワクする未来に向かって進んでいきます！

どうぞ、みなさま良いお年をお迎えください。2026年も、よろしくお願いいたします！