入所前に利用者様が事業所に確認すべき質問リスト【支援内容編】

どのような方が利用されていますか?

物事には相性がありますよね!B型事業所も同じで利用者と事業所に相性があります。

利用者割合の多い障がいの特性、障がいの度合い、男女比、年齢など、入所すれば必ず一緒に働く”仲間”の事はよく知っておきましょう!

大切なのは「何をするか」ではなく「誰とするか」です。

それは自身の成長が目的でも、居場所づくりが目的でも同じです。どんな環境に身を置くかで大きく変わります。ストイックになる必要はありません。まずはご自身に合った人間関係が整った事業所を選びましょう!

 

利用者一人ひとりの目標は、どのように決めていますか?

これを聞いておかないと時間を無駄にする可能性大です!

この質問にハッキリ答えれない事業所は危険信号です。それはなぜか?

それは目標達成に必要な事は”とにかく”一生懸命頑張ること”ではなく”ゴールからの逆算”だからです。

現在地のゴール、これを逆算して考えるのが”プロセス”です。

B型事業所を利用される方には必ず目的がありますよね?「生活リズムを整えたい」「一般就労した」「居場所が欲しい」「お金を稼ぎたい」など人によって目的は様々です。その目的を達成するためのプロセスを考えていない事業所は”ただの作業所”です。作業所にいても夢は叶いません。例外はありますが「担当者会議で相談員さんと利用者さんで話し合って決めます」などの返答は黄色信号です。

目標設定が曖昧な事業所は、達成するためのプロセスは作れません。

ご自身の目標を叶えたいのであれば、必ず押さえて押さえておきましょう!

 

個別支援計画は、どのような流れで作成されますか?

この質問をした方が良い理由は、事業所が利用者さん一人ひとりを本当に見てくれるかを確認するためです。

個別支援計画は、ただ書類を作るためのものではありません。
本人が何に困っているのか、どんな働き方をしたいのか、将来どうなりたいのかを整理し、その人に合った支援を決める大切な計画です。

B型事業所は「ただ作業をする場所」ではなく、「働きながら、学びながら、自分らしく社会とつながる場所」です。だからこそ、最初の計画づくりが本人不在で進んでしまうと、その後の支援も本人に合わないものになってしまいます。

利用前にこの質問をすることで、本人の話を聞いてくれる事業所なのか、目標を一緒に考えてくれる事業所なのかを見極めることができます。

本人や家族の希望は、どの程度反映されますか?

B型事業所を利用する目的は人によって違います。
一般就労を目指したい人もいれば、まず生活リズムを整えたい人、人間関係に慣れたい人、無理なく外に出る練習をしたい人もいます。

本人の希望を聞かずに「この作業をしてください」「この日数で来てください」と決められてしまうと、通うこと自体が負担になってしまいます。

また、ご家族も日々の体調や生活面をよく知っているため、家族の意見を聞くことは大切です。

本人や家族の希望がどの程度反映されるかを事前に聞くことは、安心して任せられる事業所かを判断する大切なポイントです。

体調が不安定な場合でも、利用頻度を相談できますか?

B型事業所を利用する方の中には、体調や気分に波がある方もいます。
最初は週5日通えると思っていても、実際に始めてみると疲れが出ることもあります。
逆に、最初は週2日から始めて、慣れてきたら日数を増やしたい方もいます。

大切なのは、最初から完璧を求めることではありません。
本人の状態に合わせて、少しずつ通所リズムを整えていくことです。

「その人らしく社会とつながる」ためには、無理をさせるのではなく、本人の状態に合わせた支援が必要です。

そのため、体調が不安定な時に利用頻度を相談できるかどうかは、必ず確認した方が良い内容です。

1日の作業の流れを教えてください

この質問をした方が良い理由は、自分が実際に通うイメージを持てるからです。

事業所によって、1日の流れは違います。
朝の集合時間、作業開始、休憩、昼食、午後の作業、終礼、帰宅までの流れを知っておくことで、自分に合っているかを判断しやすくなります。

特に、初めてB型事業所を利用する方にとっては、「どんな人がいるのか」「何時間作業するのか」「休憩はあるのか」「作業についていけるのか」という不安があります。

事前に1日の流れを聞くことで、不安が減り、安心して利用を始めることができます。

送迎について教えてください。早退、遅刻、体調不良の場合は?

この質問をした方が良い理由は、通い続けるうえで本人と家族の負担に大きく関わるからです。

どれだけ良い事業所でも、通う手段が不安定だと継続が難しくなります。
家族が毎回送迎できるとは限りませんし、本人が一人で通うことに不安がある場合もあります。

また、体調不良で早退したい時、朝の調子が悪くて遅刻したい時に、どのように対応してもらえるのかも重要です。

ここを事前に確認しておかないと、
「遅れたら迷惑をかけるのではないか」
「途中で帰りたいと言えないのではないか」
「家族が迎えに行けない時はどうすればいいのか」
という不安につながります。

利用者さんが困った時にどのように対応してくれるかが、その事業所の姿勢として表れます。

送迎、早退、遅刻への対応を確認することは、安心して通える事業所かどうかを見極めるために必要です。

どんな人が支援してくれますか?自分だったらどの人が担当になりますか? 

この質問が一番大事かもしれません。
冒頭で言ったように、「何をするか」よりも「誰とするか」が大切です。利用者同士の人間関係も重要ではありますが、毎日直接支援を受ける支援員の人柄は必ず確認していきましょう!

事業所内でのいじめ、虐待は業界でも問題視されています。どのような人が働いているか?自分の担当はどんな人かを事前確認することによって、上記の問題を未然に防ぐことが可能です。

心におった傷は一生残ります。自分のことを大事のしてくれる事業所か否かはご自身のでもよく確認しておきましょう!

全体のまとめ

この5つの質問は、単なる事務的な確認ではありません。

本人の希望を聞いてくれるか。
家族の不安にも向き合ってくれるか。
体調に合わせて柔軟に対応してくれるか。
1日の流れが本人に合っているか。
送迎や急な変更にも安心して相談できるか。

これらを確認することで、「この事業所なら安心して通えるか」を判断できます。