【不安解消】無理なく働く!りんぐすに通う利用者さんの1日を紹介!(事業所編)

🌸利用者さんの1日を紹介🌸:就労継続支援B型事業所って、どんな場所?

「B型事業所って、なんだか難しそう…」「どんな作業をするんだろう?」

もしあなたが今、就労継続支援B型事業所の利用を考えていたり、ご家族のことで心配されていたりするなら、きっと色々な疑問や不安があるでしょう。

でも大丈夫です!私たちの事業所は、「自分のペースで、安心して、楽しく成長できる場所」です。

今日は、その「安心」の毎日を支える、ある利用者さんの典型的な一日を、時間を追って詳しく、そしてわかりやすくご紹介しますね✨。この記事を読み終える頃には、あなたの不安が「ワクワク」に変わっているはずです。

I. 朝のスタートと「安心」のお迎え(10:00までの流れ)

1. B型事業所って、どんなところ?

就労継続支援B型事業所は、一般の会社で働くのがまだ難しい方が、「雇用契約なし」で自分の体調やペースに合わせてお仕事(軽作業)に取り組める福祉サービスです。

最大の良いところは、体力的な負担が少ないこと。無理せず、毎日を規則正しく過ごすためのリズム作りや、「お仕事をやり遂げた!」という達成感を得ることを大切にしています。

2. 【10:00】「いってらっしゃい!」から「ただいま!」へ

利用者さんが朝、事業所に到着するまでの道のりも、大切な支援の一つです。

  • 🚐 送迎サービスで安心!
    • 多くの方が、スタッフが運転する送迎車で安全に通所しています。
    • 送迎車に乗る時間は、「社会とつながる時間」のスタートです。他の利用者さんやスタッフと顔を合わせることで、今日一日を安心して過ごす準備ができます。
    • 家から外に出るのが苦手な方でも、送迎があればスムーズに事業所に来られるようになります。

事業所に到着したら、スタッフが「おはようございます!」と温かい笑顔で迎えます。この日常の挨拶が、皆さんの安心感と人間関係を作る大切な一歩なんですよ!

3. 健康チェックで「今日の安心」を約束

到着したら、まず行うのが健康チェックです。

  • 🩺 血圧と体温をチェック!
    • 今日の体調を一番に考え、血圧と体温を測ります。
    • スタッフが「何か変わったことはありませんか?」「体調はどうですか?」と丁寧に声をかけます。
    • 体調の変化をすぐに共有できるので、無理せず、安全にその日の活動を続けるための大切な約束事なんです。体調が悪い日は、作業量を減らしたり、休憩を多めに取ったり、柔軟に対応します。

II. 午前中の活動:集中力と笑い声(10:10~12:00)

健康チェックが終わると、朝の短いミーティングです。今日どんな作業をするか、何か連絡事項はないかを確認します。

1. 軽作業にトライ!「排水溝ネットの作成」

さあ、いよいよ作業開始です!今日のメインのお仕事は「排水溝ネットの作成」です。

  • 作業はカンタンな軽作業が中心!
    • ネットを台紙に取り付けていく作業です。
    • 特別なスキルは必要ありません。指先を動かす細かい作業は、脳の活性化にもつながるんですよ!
    • 正確に、決められた手順で作業をすることは、将来、一般の仕事を目指す上での大切な練習にもなります。

小さな作業でも、自分の力で最後までやり遂げることで、「私にもできる!」という自信が生まれます。

2. 手は動かしつつ、会話は弾む!

作業所の雰囲気は、いつもワイワイと活発です!

  • 👥 みんなで楽しくおしゃべり!
    • 利用者さんは、手を動かしながらも、お互いにおしゃべりを楽しんでいます。
    • 「これ、どうやるんだっけ?」「このテレビ番組見た?」など、会話が絶えません。
    • 共同で作業に取り組む中で、コミュニケーション能力やチームワークが自然と高まります。作業を通じて、みんなで助け合うスキルを学べる、安心できる場所なんです。

3. 【11:00】リフレッシュ休憩

集中力が続いて疲れてくる頃、11時には10分間の短い休憩があります。

  • 椅子から立ち上がってストレッチをしたり、お茶を飲んだり。
  • この短い時間で頭と体をリフレッシュすることで、午前中の作業を最後まで質の高い状態で続けることができます。

III. 昼食とレクリエーション:心と体のリセットタイム(12:00~13:00)

1. 12:00はお昼ごはんの時間!

午前中の作業、お疲れ様でした!12時から13時まではお昼休みです。

  • スタッフや仲間と一緒にご飯を食べる時間は、作業とは違うリラックスした雰囲気で交流できる大切な時間です。
  • ご飯を美味しく食べることも、日々の安定した生活リズムには欠かせません!

2. 🥳 昼食後のレクが楽しい!

ご飯を食べた後、カードゲーム絵しりとりなどの楽しいレクリエーション(レク)をすることが多いです!

  • 友達作りのチャンス!
    • レクリエーションは、他の利用者さんやスタッフと、自然な形で仲良くなれる絶好のチャンスです。
    • 外出や人との交流に抵抗がある方でも、楽しいゲームなら参加しやすいですよね。
  • 社会性を育むゲーム!
    • カードゲームでルールを守ること、絵しりとりで相手の気持ちを想像すること…。
    • 遊びを通して、社会で必要になる協調性や共感する力を、楽しく安全に学ぶことができます。

このレクの時間があるから、午後の作業にも、また新鮮な気持ちで取り組めるんです!

3. 事業所の一日:タイムテーブル(まとめ)

規則正しい生活リズムを身につけるための、計画的な一日の流れを見てみましょう。

時間 活動内容 この時間の目的
10:00 到着・送迎・挨拶 安全な通所、安心感、仲間との交流スタート
10:00~ 健康チェック(血圧・体温) 体調管理、一日の安全の確保
10:10頃 午前作業開始(排水溝ネット作成) 集中力向上、働くやりがい、脳の活性化
11:00 休憩(10分) 気分転換、集中力の持続
12:00 午前作業終了 達成感を味わう
12:00~13:00 昼食・レクリエーション 心身のリセット、楽しくコミュニケーション練習
13:00 午後作業開始 チームワーク向上、お互い助け合う
14:00 休憩(10分) 最後のエネルギーチャージ
15:00 終了・帰宅 規則正しいリズムの定着、安全な帰宅支援

IV. 午後の活動:自信と成長の確信(13:00~15:00)

1. 【13:00】午後の作業もマイペースで再開!

楽しいお昼休みが終わって、13時から午後の作業が始まります。午前中と同じように、排水溝ネットの作成を続けます。

  • 教える側になって自信アップ!
    • 作業に慣れてきた利用者さんが、新しく入った方に優しく手順を教える場面もよく見られます。
    • 人に教えるという行為は、「自分のスキルが誰かの役に立っている!」と実感でき、自己肯定感(自分を好きになる気持ち)がグッと高まります。
    • 支援を受けるだけでなく、コミュニティを「支える一員」としての意識が芽生える大切な時間です。

2. 【14:00】最後のひと頑張りの休憩

14時からの10分休憩は、今日の作業を最後までやり遂げるための、最後の集中力チャージです。

  • 構造化された休憩があることで、疲れを感じやすい時間帯でも、作業の質を落とさず、目標達成に向けて頑張ることができます。

3. 【15:00】作業終了!「今日も一日頑張った!」

15時になり、作業は終了です!

  • 一日を通じて作業を頑張り、仲間と協力し、目標を達成したという大きな達成感に包まれます。
  • この達成感が、「明日もまた来たい!」という意欲につながります。

帰宅時、送迎が必要な方は、朝と同じように送迎車で安全に自宅へ向かいます。こうして、朝から晩までの一連の流れが、利用者さんの生活リズムをしっかりと整えていくのです。

V. まとめ:明日につながる安心のサイクル

利用者さんの1日は、ただ単に「作業をした時間」ではありません。

「安全」(健康チェック)と「成長」(軽作業・レク)と「つながり」(会話・送迎)が詰まった、大切なリハビリテーションプログラムなのです。

この事業所での活動を通じて、皆さんは、

  • 無理のないペースで、着実に働くスキルを身につけ
  • 仲間との交流を通じて、コミュニケーション能力を高め
  • 自分の力で社会に参加しているという大きな自信を回復させています。

就労継続支援B型事業所は、働くチャンスを提供するだけでなく、利用者さんが「地域の一員」としての誇りを持てるように応援する場所です。私たちも、皆さんの活動を心から応援し、見守っています。

✨次なるステージへ:工場の「プロ」の姿を追う!

今日のレポートでは、事業所内での「安心」と「仲間との楽しい交流」に焦点を当てました。

しかし、この事業所には、さらに本格的な作業環境で、専門的なスキルを磨いている利用者さんもいます。次回は、多くの方が知らない、「工場での一日」を特別レポートします!事業所内とはまた違った、「プロの仕事」「新たな成長の物語」にご期待ください!